先日、筋肉痛にもかかわらず行ってきた献血体験談を記事にしました。
この献血から数日後に複数回献血クラブからメールが届いたのですが。。。
メールの内容は、献血の時に採血した血液の検査結果です。
実は献血の3日ほど前にNHKの「みんなで筋肉体操」にハマってしまい、献血当日に「筋トレ後の筋肉痛」という不安な要素が一つあったんです。なもので血液の検査結果がどうなるかな?と心配してました。
そしたら案の定。。。
ALT(GPT)とは?
肝臓に最も多く含まれる酵素です。肝細胞が破壊されると血液中に流れ出すので、急性肝炎で最も多く上昇し、慢性肝炎や脂肪肝(肥満)などでも上昇します。激しい運動の後に一過性の上昇がみられることがあります。
引用元: 献血にご協力いただいた方へ|青森県赤十字血液センター|日本赤十字社
数日前の筋トレが大きく影響したのかもしれません。
メールで送られてきた検査結果の中で、このALT(GPT)だけが一番大きく変化がありました。
いつもと違った献血当日
筋トレ後の他に違った点と言えば、献血の前夜に飲み会があったこと。
数年ぶりに合う友人だったのでその日しか会えず、生ビールを5杯と水割りを2杯。
当日の体調は普段通りで二日酔いもなく(飲み相手が良かったのかもしれませんね)、筋肉痛が気にはなっていましたが、今回の献血バスを逃すとさらに一か月以上待たなければならなっかったのです。
ちなみに普段は週に2~3度、缶ビールを一本飲む程度
何故か献血がしたくてウズウズしていました(笑)
正常値の範囲内とはいえ今後は気を付けねば。。。
複数回献血クラブとは?
継続的に献血される方であれば登録することができます。
登録すると、献血回数や献血年月日、血液検査結果
また、複数回献血クラブに登録しなくても、献血時の血液検査結果は郵送で届きますのでご安心を。
メールで送られてくる検査結果
以下は複数回献血クラブに登録すると送られてくる内容で、過去5回分の私の記録です。生化学検査と血球計数検査に分かれてます。
【生化学検査サービス内容】
γ-GTP
肝、胆道、膵、腎などに多く含まれる酵素です。上昇する疾患は閉塞性黄疸、肝炎、アルコール性肝障害などです。病気がなくても長期飲酒者では上昇することが多く、1カ月くらい禁酒するとある程度正常化します。
ALT(GPT)
肝臓に最も多く含まれる酵素です。肝細胞が破壊されると血液中に流れ出すので、急性肝炎で最も多く上昇し、慢性肝炎や脂肪肝(肥満)などでも上昇します。激しい運動の後に一過性の上昇がみられることがあります。
総蛋白 TP
血清中には80種類以上の蛋白が含まれ、種々の機能を持ち、生命維持に大きな役割を果たします。その総量を総蛋白として測定しています。
アルブミンALB
血清蛋白の50%以上を占めるアルブミンは、病気などで栄養が悪くなると減少するため、健康診断のスクリーニングとして大きな意味があります。
A/Gアルブミン対グロブリン比
血清蛋白はアルブミン(A)とグロブリン(G)に分けられ、その比率は健康な人では一定の範囲にありますが、病気によってはその比率が変化(主として減少)してきます。
コレステロール CHOL
血清脂質の一つで、一般に脂肪の多い食事を続けていると上昇します。また肝臓などで作られ、肝、胆道、腎、甲状腺の病気でその値が上下することがあります。血清コレステロールが多くなると動脈硬化を起こしやすいとされています。
グリコアルブミン GA
糖尿病の検査の一つです。過去2週間の血糖値が低い状態が続いていると低下し、高い状態が続いていると上昇します。糖尿病では標準値より上昇します。標準値範囲内でも、15.6%以上の場合は注意が必要です。
【血球計数検査サービス内容】
赤血球数 RBC
赤血球は血液の主な細胞成分で、酸素を肺から各組織に運ぶ働きを持っています。
ヘモグロビン量 Hb
血液の赤い色は赤血球に含まれるヘモグロビン(血色素)によるもので、赤血球の働きの中心となっています。
ヘマトクリット値 Ht
ヘマトクリット値は、一定の血液量に対する赤血球の割合(容積)をパーセントで表したものです。
平均赤血球容積
赤血球1個の平均的容積、すなわち赤血球の大きさの指標となるもので、赤血球数とヘマトクリット値から算出したものです
平均赤血球ヘモグロビン量 MCH
赤血球1個に含まれるヘモグロビン量を平均的に表したもので、赤血球数とヘモグロビン量から算出したものです。
平均赤血球ヘモグロビン濃度MCHC
赤血球の一定容積に対するヘモグロビン量の比をパーセントで表したもので、ヘモグロビン量とヘマトクリット値から算出したものです。
白血球数 WBC
白血球は細菌などを貧食し、免疫情報を伝達し、さらに免疫能を発現して生体防御にかかわっています。細菌感染症があると一般に白血球数は増加しますが、ウイルス感染症の場合はかえって減少することもあります。
血小板数 PLT
血小板は出血を止めるための重要な働きを持ち、この値が極端に減少すると出血を起こしやすくなります。
※【説明】の引用元:献血にご協力いただいた方へ|青森県赤十字血液センター|日本赤十字社
最後に
年に複数回可能な献血と、年に一度の健康診断で、健康のバロメーターがより分かりやすく数値で見ることが出来ます。
さらには献血を継続することで、たまたま体調が良くて献血できたのか、健康状態を維持しているからこそ献血できたのかが知ることが出来ます。
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筋トレしていない時期のALT結果です⇩